
―エッセンシャルオイルについて教えてください。
エッセンシャルオイルは植物から抽出された香りのエッセンスのことです。種類によってココロとカラダにさまざまな効果があり、本来の健康と美しさを引き出してくれるものなんですよ。このエッセンシャルオイルを使用した自然療法はヨーロッパで生まれ、アロマセラピーと呼ばれています。イギリスでは風邪を引いたらまずアロマでケアする人もいるほどなんです。
―夏向きのエッセンシャルオイルにはどんなものがありますか?
日焼けなど肌トラブルの応急処置に役立つラベンダー。脂肪の消化を高めたり、セルライトを減らすなど、美容効果バツグンのグレープフルーツ。さらに、強力な殺菌消毒力をもつティートリーなどがあります。
ただし、植物由来のエッセンシャルオイルの賞味期限は約1年ほど。特に柑橘系のオイルは酸化しやすいので、半年で使い切るのが目安です。
―最後に、夏向きエッセンシャルオイルを使った手作りボディケアコスメを教えてください。
はい。それでは簡単にできるレシピを3つ紹介しますね。作りながら香りの効果で癒されるのもアロマの魅力。トライしてみてください。
ishihara yuko
石原 裕子 さん
英国RQA認定アロマセラピスト。
アロマテラピーの本場・イギリスで2年半の研修を受け、帰国。簡単なアロマテラピーの楽しみ方や、意外な利用法、効能などを紹介している。
著書に「毎日が快適になる香りのレシピ はじめる、楽しむアロマテラピー」(永岡書店)がある。


(左)粉を重曹だけにすると靴や下駄箱のにおい消しとして使える。
(右)香りがなじむまで、1〜2日間ねかす。
米粉…大さじ1.5(白玉粉、上新粉でも代用可)
重曹…小さじ1
粉末の抹茶…適量
エッセンシャルオイル…ラベンダー15滴、またはティートリー7滴+グレープフルーツ8滴
- ジッパー付きクリアパックに米粉と重曹を加え、さらにお好みで殺菌 作用のある粉末の抹茶を入れる。
- ダマになっているところは潰しながらよく混ぜ合わせ、エッセンシャルオイルをたらす。
- オイルをなじませるため、ときどき混ぜながら常温で1〜2日間ねかし、香りをなじませてから使う。
お風呂上りや出かける前にはたけば、いつだってさわやか。
わきや足の裏にすり込んで、足のデオドラントにも。



(左)目が細かい天然塩に変えれば、ボディソルトにもなる。
(右)お好みでドライハーブを入れても。
天然塩…1/2カップ(天然成分を多く含む粒の粗いものがベター)
ドライハーブ…小さじ1(ラベンダーやローズなどお好みで)
エッセンシャルオイル…グレープフルーツ12滴+ティートリー8滴、またはグレープフルーツ20滴
- ジッパー付きのクリアパックに天然塩を加え、エッセンシャルオイルをたらす。
- ドライハーブを入れてよく混ぜ、遮光タイプの保存容器に移す。
- ときどき振りながら半日ほど置いて、香りをなじませればでき上がり。
湯船に入れて、よく溶かしてから入浴。ミネラル豊富な天然塩が体内にたまった毒素や水分を排出してくれる。



(左)アルコールに刺激を感じる人はウォッカを省いても。
(右)使う前にもよく振ってから使おう。
精製水…40ml
ウォッカ…10ml
クエン酸…小さじ1/4
エッセンシャルオイル…ラベンダー10滴、またはラベンダー6滴+グレープフルーツ4滴、グレープフルーツ6滴+ティートリー4滴
- スプレー容器に精製水を入れ、クエン酸を加える。よくシェイクして溶かす。
- さらにウォッカを加え、エッセンシャルオイルをたらし、よく振ってまぜる。
- スプレー容器に作った日の日付を入れたラベルを貼って、保存しましょう。
スプレー容器に入れて体にシュッ。冷房で乾燥しがちなお肌の水分をおぎなってくれる。

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